【後編】“鍵を託す安心”を形にしたキーストック誕生物語
2025.10.30
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キーストックシリーズは、「買って終わり」ではなく「使ってからが本当の始まり」。
ユーザーが安心して使い続けられるよう、細部まで工夫が重ねられています。
後編では、“使ってからの安心”を支える仕組みと、キーストックがこれから目指す未来をお届けします。

第4章
“使ってからの安心”を追求して

私たちは「販売して終わり」ではなく、「使ってからの安心」こそが本当の価値だと考えています。
どんなに性能が高くても、設定ミスや操作の不安があれば安心は得られません。
そこで、出荷時からユーザーがつまずかない工夫を徹底しました。

初期番号のランダム設定による番号可変時の操作ミス防止、番号記入プレートの付属、暗い場所でも見やすいLEDライト付きダイヤルなど――。
一つひとつの改善は小さくても、積み重ねることで“使いやすさ”という大きな安心につながります。

さらに、**緊急解錠付きキーストック(N-2364N-2361)**では、万一の際に緊急開錠キー で解錠が可能。
緊急開錠キーで解錠をした商品については、弊社での無償リセット対応(※1)を行うことで、再び安心して使い続けられるようにしています。
「いざという時の備え」だけで終わらせず、安心を持続させる仕組みをつくる――それが私たちの姿勢です。

また、アフターサポートにも力を入れ、ユーザーから寄せられる声を次の開発に生かしています。
「番号を合わせる感触が心地よい」「見た目が安心感につながる」といった声が、開発チームの大きな励みとなっています。

※1 往復の送料はお客様負担となります。

第5章
“鍵を託す安心”をもっと身近に

キーストックは、これまで不動産管理・建築現場・民泊・商業施設などのプロフェッショナルな現場で広く活用されてきました。
しかし、私たちが次に目指しているのは“家庭の中の新しい使い方”です。

たとえば、在宅介護の現場で訪問スタッフに安全に鍵を渡す仕組みとして。
あるいは、共働き世帯の子どもが放課後に使う“第二の鍵”として。
暮らしの中の小さな不安や不便をそっと支える存在でありたいと考えています。

「鍵を託す安心」をもっと身近に、もっと便利に。
防犯のノウハウと長年培ったユーザー理解をもとに、
次の時代にふさわしい“見守りの形”を創造していく――
それが、キーストックのこれからの挑戦です。

まとめ

キーストックシリーズは、技術だけでなく「人の安心を支える道具」として進化してきました。
現場の声に耳を傾け、何度も試行錯誤を重ねてきた開発者たちの情熱が、そのすべてを支えています。

私たちはこれからも、防犯・安全・便利のその先にある“心の安心”を形にし続けます。

暮らしのそばに、信頼のある鍵管理を――それが私たちの使命です。

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